刺繍の杜 オランダ生活記

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スーパーマーケット

私たちが住むこの町にはスーパーマーケットが4軒あります。
セントラムと呼ばれる、町の中心の通りに2軒、町外れに1軒、そうして私たちの住む新しい住宅地に、プレハブのスーパーが一軒。

どのスーパーも開店している時間に商品の出し入れをしたり並べ替えをしたりしています。日本のように閉店後に明日の準備とか、開店前に並べるとか、そんなことはまずありません。
「は~い、そこどいて・・商品並べるからね」と言う感じで、並べている人をよけて買い物をしなければなりません。

家から一番近いスーパーでは、土曜日の午後に次の週のセールの商品を並べます。表示と安い価格が書かれていても、それは来週のセール品、安くなるのは来週からなのです。だったら土曜日にに並べなければ良いのに、と思うのですが、お店が閉店しているときには働きたくないのでしょうか。

その上、このスーパーたち、一軒ですべてが間に合わないことがあります。つまり、欲しいものがないことがある・・と言うこと。日本では考えられないようなものがないことがあるのです。

たとえば、テッシュペーパー、いつもの棚においてないので明日でも間に合うから明日にしようって、思うことってありますよね。
でもその次の日も、その次の日も、その棚にはテッシュペーパーが補充されていないことが良くあるのです。

いつも山のように積んであるお水が並んでいないときに、すぐそばでジュースを並べている人に聞きました。
「お水が欲しいのだけれど」
お水の在庫がなくなるなんてことはないと思うので、裏の倉庫にはおいてあるに違いないと思ったのですが、そんなことを確かめてくれる様子はなく、
「お水ならここにあるよ」
と小さな缶入りのお水を出されました。私が欲しいのは大きなボトルなのですが・・・
「大きいのが欲しいんだけど?」
「ここにないからないと思う」

ある時スージーが言いました。
「あそこのスーパーの新しい店長、すごく良いでしょ。あのスーパー良くなるわよ」
スーパーへ行くときちんとネクタイを締めた男性が、お店の中をチェックしながらきびきびと歩きまわっています。
これからどう変わるのか興味津々です。

2/2003

 

2003@Miharu Shinohara