刺繍の杜 オランダ生活記

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ゴスペルコンサート

このオランダでゴスペルコンサートがあるというのです。これは絶対に見逃せないと、我が家のゴスペルファンは早速チケットの予約をしました。もうほとんど売れてしまっていて、席を選ぶどころではなかったようです。


オリジナルUSAゴスペル・シンガーズ、ヨーロッパツアーと言う事だそうで、オランダではコンセルトヘボウを始め十か所ほどでコンサートが開かれます。

我が家から一番近く、しかもブラバントはここしかありません。チケットも早々に売切れてしまうわけです。

当日、早めの夕食を済ませ8時半のコンサートに合わせ、出かけました。コンサートホールに着いてみると、半分以上50代、60代の方たちです。私たちの席の前には50代、70代の母娘が(何しろ顔がそっくりなのですぐに母娘とわかります。) 楽しそうにおしゃべりしています。皆なんだかとっても楽しそうで、私もわくわくしてきました。

ピアノ、ドラム、それに男女7人のゴスペル・シンガーズという構成でコンサートが始まりました。陽気なアメリカ人の楽しいおしゃべり、それに迫力のある歌声、会場全体が踊りだしそうです。実際、立ち上がって頭の上で手拍子を取っている人、踊っている人、前の席の母娘ももちろん立ち上がって、踊っています。3階のバルコニーでは初めから終わりまで、若い人たちが立って踊っています。

「オランダでは12月6日が過ぎるまでクリスマスソングを歌わないのを知ってるけれど、アメリカ人は不思議だから、9月でも10月でもクリスマスソングを歌うのよ」と言いながら、「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングもありました。休憩をはさんで約2時間半、ほんとうに楽しくてあっという間に終わってしまいました。
アンコールが終わっても全員立ち上がって拍手が鳴り止みません。

前の席の70代のお母さん。「楽しい夜だったわねえ」と話しかけてきました。「本当に!」 ゴスペルもとっても楽しかったけれど、陽気な陽気なオランダ人たちを見るのも楽しかったです。

我が家のゴスペル好きのお供で出かけた夜でしたが、帰りにCDを買い、それ以来ゴスペルにはまっています。

2001/11

2001@Miharu Shinohara